
ダイエットしたいけど、おすすめの食材は何だろう?
ダイエットにも健康にも良い食材で、お腹がすきにくくなるものってあるのかな?
そんなお悩みはありませんか?
三食、栄養バランス良く適正な量の食事をとることがダイエットには大切なことです。
その上で、ダイエット中に積極的にとりたい食材、それはきのこです。
きのこがダイエットにおすすめな理由

- きのこは低カロリー
- 食物繊維が豊富
- 噛み応えがあるので、満腹感が得られる
- きのこの持つ旨味によって満足感が得られる
- 価格も手ごろで継続しやすく手軽に使える
きのこは低カロリー
100gあたりのカロリーはぶなしめじで26kcal、えのきたけで34kcal、しいたけで25kcal、まいたけは22kcal、エリンギで31kcal、なめこで21kcal、マッシュルームで15kcalです。
ほとんどが水分で、非常に低カロリーな食材です。
しいたけの肉詰めやまいたけのきんぴらなど、きのこを主役として使うことはもちろん、スープに入れたり炊き込みご飯に加えたりすると、かさ増し食材として使うこともできます。
食物繊維が豊富
食物繊維には、水に溶ける水溶性のものと溶けない不溶性のものがありますが、どのきのこも特に不溶性の食物繊維を豊富に含みます。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して活発にしてくれるため便秘解消に効果的です。
また腸内の善玉菌のエサになり、腸内フローラのバランスを良好にしたり、腸内の有害物質や発がん性物質を吸着し、便と一緒に排出したりする働きがあります。
噛み応えがあるので満腹感が得られる

きのこはコリコリやシャキシャキ、プリプリとそれぞれに噛み応えがあり、よく噛まないと飲み込めない食材です。
よく噛むことは、食事にかかる時間が長くなり、満腹感につながります。
きのこの持つ旨味によって満足感が得られる
きのこはグアニル酸、グルタミン酸などの旨味成分を含みます。
旨味成分は食べた時の満足度を高めてくれます。
野菜だけのおひたしでは味気なく少し物足りない気分になりますが、そこにきのこが入ると、旨味を感じるために満足感が格段に上がります。
ちなみに、きのこに含まれる栄養や旨味成分は、天日干しにすることでアップします。
食べる前に、1時間程度干すだけでも効果があるのでぜひ試してみて下さい。
価格が手ごろで継続しやすく手軽に使える
天然ものでなく、一般的にスーパーで売られているきのこは栽培きのこです。
栽培されているため、価格の変動が少なく手ごろな価格で一年中手に入ります。
秋に需要が高まった時にえのきやまいたけは少し価格が上がることがありますが、ほぼ安定し手ごろな価格で手に入ります。
また、栽培きのこは洗わずに食べられるし、アクが少ないので切ってそのまま調理できるので非常に手軽に使えます。
きのこにはがん予防効果の可能性もあり、健康効果も期待できる!

きのこはダイエットだけでなく、がん予防の可能性があるとされています。
その成分がこちらです。
β‐グルカン
きのこの方法に含まれる食物繊維の一種で、免疫力を高める作用があります。
ナチュラルキラー細胞やマクロファージなど免疫細胞を活性化し、がん細胞の増殖を抑える可能性が示されています。
しいたけ、まいたけ、えのきたけ、ぶなしめじなどに多く含まれます。
抗酸化成分(エルゴチオネイン)
活性酸素を抑え、細胞の損傷を防ぐことで、がんのリスクを下げると考えられています。
マッシュルームやえのきたけに多く含まれます。
ビタミンD
きのこ類はビタミンDが豊富です。特に干ししいたけに豊富に含まれます。
ビタミンDは、細胞の異常増殖を抑える働きが期待されています。
きのこを自由自在に取り入れる!焼ききのこを使った簡単レシピ
きのこを自由自在に取り入れるために、焼ききのこを作ってストックしておくととても便利です。
オーブンで好きなきのこを焼いておくだけで、和え物に混ぜたり、オムレツに加えたり、そばやうどんのトッピングにしたり、サラダにトッピングしたり、チャーハンの具にしたりスープやみそ汁にちょい足ししたりと様々な使い方ができます。
焼いて完全に冷ましてから、冷蔵庫で5日ほど持ちます。
作り方もとても簡単ですので、ぜひ作ってみて下さい。
オーブンで焼くだけ!焼ききのこの作り方
オーブンで焼くだけ、簡単焼ききのこの作り方をご紹介します。
しめじ、エリンギ、まいたけ、えのきやしいたけなど、お好きなきのこを使ってください。
今回は、えのき、しめじ、まいたけの3種類を使いました。
【作り方】
①しめじとえのき、まいたけは石づきをとってほぐし、エリンギを使うときはは短冊に切り、しいたけを使う時はスライスしクッキングシートに並べます。

②オーブンを180度で予熱しておきます。
③今回は天板2段で焼いたので、180度35分かかりましたが、きのこの量が少なく1段で焼く場合は180度20分程度で焼き加減がちょうど良くなります。様子を見ながら焼いてください。
こんがり色付くくらい香ばしく焼くとおいしいです。

こんがり焼いたきのこはクッキングシートにくっついているので、菜箸で優しくはがします。

クッキングシートからはずしたきのこは、あとは器にさらさらと移せば完成です。

出来上がり!

オーブンに入れてあとは放置で簡単に作れる焼ききのこ。
きのこの旨味が凝縮してとってもおいしいです!
噛み応えと旨味もさらにアップします😃
今回は、しめじ、えのきたけ、まいたけの3種類で作りましたが、お好きなきのこだけ使って作ってもちろんOKです。
個人的には、しめじとエリンギの組み合わせが洋風料理にも和風料理にも合わせやすいので一番好きです。
この焼ききのこを作っておくと、白菜やもやし、青梗菜をボイルしたものと合わせてポン酢、お好みですりごまを振り入れてあえるだけで簡単低カロリー小鉢が一品できてしまいます!
これをご飯の前に食べるときのこと野菜の食物繊維がその後に食べるものの吸収を穏やかにしてくれるためダイエット効果があります。
ツナと合わせてトマトサラダにトッピングしてもおしゃれでヘルシーなサラダになります。
トマトサラダ

【材料】2人分(写真は1人分です)
トマト 1個
玉ねぎ 10g
ツナ 10g
焼ききのこ 10g
マヨネーズ 5g
ベビーリーフ 4枚(あれば)
【作り方】
①トマトはスライスする
②玉ねぎはみじん切りにする
③焼ききのこはみじん切りにしてツナとマヨネーズと和える
④トマト、玉ねぎ、③の順で盛り、ベビーリーフがあれば飾る
みそ汁にトッピング

注意点 きのこだけに偏らないでバランスよく食べましょう
きのこは消化に時間がかかるので、一度に大量に食べ過ぎないようにしましょう。
一日の適量の目安としては、生の状態で50g~100g程度であれば、腸への負担を抑えながらきのこの健康効果をしっかり得られます。
焼いたきのこは、かなりかさが減るので、1食に7g程度でOKです。
焼いたきのこ7gって少ないのではと感じますが、生に換算するとしめじだと約35g分、エリンギも約35g分、まいたけだと約28g分になります(ふくのの調べ)
消化に時間がかかるということは、腹持ちが良いということです。
食物繊維が豊富だと胃の中に長くとどまりやすく、満腹感を持続させてくれます。
さらに低カロリー、なのに旨味も噛み応えもばっちりとなると、ダイエット中の食べすぎ防止にはもってこいですね。
まとめ
きのこは低カロリーで、食物繊維も豊富でダイエット中に積極的にとりたい優秀食材です。
旨味成分のおかげで、満足感も得られますし、噛み応えがあるため満足感にもつながり、腹持ちも良いため結果的に間食も防げのでダイエットの強い味方です。
今回紹介した焼ききのこは、簡単に作れて様々なアレンジが可能です。
焼ききのこは旨味が凝縮され、噛み応えもかなりアップしているので、ダイエットにうってつけの食材です。
きのこはダイエットだけでなく、がん予防の可能性がある成分を多く含むため健康作りに役立てることができます。
ただ、単体でがんを防ぐわけではなく、バランス良い食事や健康的な生活習慣と組み合わせることが大切です。
この優秀なきのこを日々のバランスの良い食生活に取り入れて、ダイエットにはもちろん、美容と健康に役立てていきましょう!