
前の記事では、私が高校時代のダイエット失敗を経て、それから30年ほどダイエットに失敗し続けてきた原因を綴りました。
今までなぜ失敗したのかに目を向けることが怖くてずっと目をそらし続けて、結果的に何度も同じ失敗を繰り返し、そのたびに「私は意思が弱い」と自分を責め、体重は減らず、自己肯定感だけが減り続けた日々はもう終わりにしたい。
何よりもう苦しい。
もう同じ次元でぐるぐる迷走するのは終わりにして、苦しみから楽になり、幸せにダイエットしたい。

そこで、失敗をじっくり検証したあと、何が悪かったのかがはっきりしたので、次に「じゃあ、その失敗と逆のことをやってみよう」と思いました。
この思いつきは、私の心を明るくさせました。
100%の失敗率をたたき出した今までのダイエットと逆のことをすれば、成功できるのではないでしょうか?!
私のダイエット失敗の理由7つの振り返り
- ダイエットを人と競ったり、人の成果と比べてショックを受けた
- 育ち盛りで体を作る大切な時期である高校時代にダイエットしてしまった(ダイエットをすべき時期の選択ミス)
- 食べずに痩せようとした
- 心と体の声を全て無視した
- 自分をいじめ、否定してできない自分を責めていた
- ダイエットに対する正しい知識が無かった
- ダイエットを期間限定のものだと捉えていた(習慣化という意識がなかった)
この失敗理由を逆転させてみると見えてくるダイエットを成功させるコツ7つ

- ダイエットは人と競ったり比べたりして行うものではなく自分だけのもの
- 育ち盛りはとっくに過ぎ、お腹もあまり過剰に減らなくなった今がダイエットのベストタイミング
- しっかり食べながら痩せる
- 心と体の声をしっかり聞いて叶えてあげる
- 自分を大切にし、肯定し、できたことを数えて褒めることを忘れない
- ダイエットは正しい知識が必要
- ダイエットは、習慣化するもの
ダイエットは人と競ったり比べたりして行うものではなく自分だけのもの
私の高校時代のダイエットのように、ダイエットは人と競ったり、「友達がもう-5㎏しそう…大変だ!私やせていない!」なんて友達の出した成果と自分を比べてショックを受けたりしながらするものではないのです。
自分に合った量と栄養をとって自分をデザインしていくもの。
自分の声を聞いてその日の体調や気分に合わせながら自分を大切にしながら行うもの。
自分のタイミングや気分、体調に合わせて自分のために自分の健康と美を重ねるためのもの。
それが楽な気持ちで一生続けられる、習慣化できるダイエットなのではないかと思うのです。
インスタの中の人がすでに5㎏痩せている人や、モデルさんスタイル良いなとウキウキ憧れるならいいと思いますが、自分と比べていじいじするなんて何の意味も無いこと。
比べるなら過去の自分。過去の自分より1ミリでも進んだ自分を褒めてあげたほうが100万倍いい気分になれます!
育ち盛りはとっくに過ぎ、お腹もあまり過剰に減らなくなった今がダイエットのベストタイミング
中学生、高校生の時は必要栄養量が増えるので体が栄養を求めお腹が非常にすく時期。
その時期にわざわざダイエットするのが間違いだったと思います。
大人になった今こそダイエットにまさに向いた時期だと思います!
食べて痩せる
食べずに痩せようとすることは、生き物として間違いでした。
ダイエット始める前までは母や祖母のおいしい食事をいっぱい食べて健康な体にしてもらっていたのに、その体に食べさせないで体と心の健康を損なってしまったことは本当に申し訳なく思っています。
もうあんな辛い思いとリバウンドをする人が出ないよう、ダイエットで苦しむ人が出ないよう、私の体験を発信したいと思っています。
しっかりおいしく食べながら心も体も栄養とハッピーに満ちたダイエットをし、理想の自分に近づくダイエットをしようと思います。
心と体の声をしっかり聞きそして叶えてあげる

お腹すいた、食べたい、お腹が空いてるのに一時間も泳ぎたくない、もう嫌だ、の声を全て無視してガリガリになりました。
その結果恐ろしいリバウンド。
これからは、心と体の要求には、しっかり答えてあげる自分でいたい。
休みたければ休めばいいし、食べたければ食べればいいし、今日ダイエットやる気なければ休んで、また明日から始めればいいのです。
今日やれなかったからといって、「あともうやーめた!完璧にできないからやーめた!」は、もうしなくていいのです。
今日できなければ明日やる。
明日もできなければ明後日やる。
やめてしまわない限り、その時期は休憩中なのです。
やめないことが一番大切。
自分で決めた無理なルールに縛られてストレスを感じ続けた挙句、結局何も結果がでないということはもうしたくないと思っています。
自分を大切にし、肯定し、できたことを数えて褒めることを忘れない

自分をいじめて否定してできないことを数えても、痩せるどころかストレスが増大するだけで減るのは自己肯定感のみです。
何もやりたくない日は美顔器をさっと顔を滑らせるだけでも、「キレイになるためのことが一個できた、ルン!オッケー私!」でいいと思います。
すると心がふわっとウキっとしていい気分になれます。
自分に優しくしてあげることが本当に大切。
自分に優しくできない人は人にも優しくできません。
自分で自分を幸せにしてあげて、そうすれば人にも優しさをあげられるということを、私は少しずつ自分の中に取り込めてきたようです。
ダイエットは正しい知識が必要
ダイエット期間だけ苦しい思いをしながら頑張って、痩せたあとは普通に食べても太らないと思っていました。
ましてや、飢餓状態を自分でわざわざ作り出した後に、食べる量のコントロールができなくなるなんて高校時代の私は知りませんでした。
5㎏痩せて8㎏リバウンドししばらく食べる量を制御不能となり、太っていく自分を止められないでどんどん自己肯定感が減っていくなんてダイエット開始前に知っていたらあんなダイエットはしなかったと思います。
正しい知識を持つことが大切だと身をもって経験したダイエット。
そして失敗をなかったことにするから同じ失敗を繰り返すと気が付きました。
失敗に向き合うのは苦しいことですが、反省から学ぶことが大切だと思います。
正しい知識を持たずに始めたダイエットは、本当に骨折り損のくたびれもうけ体験でした。
ダイエットは習慣化するもの

さきほども触れましたが、ダイエット期間だけ頑張って、痩せたあとは普通に食べても太らないと思っていました。
ダイエットは日常ではなく祭りというイメージで行っていたのです。
私は当時、今が苦しくて仕方ないけど、ほぼ断食のダイエットをして1時間プールで泳ぐというダイエットをして失敗しました。
今苦しくても未来が良くなるならいいや、と思っていました。
だけど、苦しいダイエットの先にはリバウンドというもっと苦しみが待っていました。
なので、「今苦しい」というのは、それは良くないことなのではないかと考えるようになりました。
今、しっかり楽しく幸せであること。
しっかり楽しく幸せに食べて運動することが習慣である生活をすることの繰り返しが自分を作ります。
おいしく栄養バランス良く食べて楽しく運動して今この瞬間を楽しくハッピーに過ごす習慣こそが、未来の理想の自分へ進んでいくチケットなのだと思います。
まとめ

高校時代のダイエットを始めとした私のダイエット失敗の歴史は、人と競ったり比べたり、他人の目を気にした自分軸でない理由から始めたダイエットであったことや、育ち盛りの時期というダイエットに向かない時期に食べずに運動するなど極端なダイエットを自分の心と体の声をシャットアウトし、柔軟な考え方ができなかったため無駄な努力をし続けてしまったことは、正しいダイエットの知識が無かったことと、ダイエットという体と健康作りは習慣化し継続することが大切だということを知らなかったためでした。
失敗の度、自分を責めて、自己肯定感だけが下がり、体重は減らず、苦しい気持ちでいました。
ダイエットしたいというよりも、「しなければならない」という気持ちで常に追われているような気がしていました。
苦しいから続けることが困難でした。
今度のダイエットは、もうこんなことはやめて楽な気持ちで、減点方式ではなく加点方式で、自分を否定するのでなく肯定し認めながらやっていこうと思います。
食べることを楽しむ。
体を動かすことも楽しむ。
この瞬間瞬間を大切にし、生活を楽しみ、ちゃんとおいしくしっかり食べて運動して、それを習慣にする。
「その習慣」が、「遠くない未来に理想の自分になるためのチケット」
次に取り組むダイエットは、こういうダイエットにしたいと思います。