
ちゃんとご飯を食べたはずなのに、すぐにお腹が空いてお菓子を食べてしまう…。
食後は眠くてだるくて、何にもやる気も出ない…。
そんな経験はありませんか?
その正体、血糖値の急激な変動に関係している可能性が高いんです。
血糖値を急激に上げてしまう食事をすると、インスリンが大量に分泌されて脂肪として体に溜まりやすくなるうえ、
強い空腹感や眠気を招き、悪循環に陥ってしまいます。
でも安心してください。
食べ方のちょっとした工夫で血糖値をゆるやかにコントロールすれば、脂肪がつきにくい体に変わり、
余計な間食も自然と減らせるようになります✨
この記事では、
- 血糖値を急激に上げるとなぜ太るのか
- なぜ血糖値をゆるやかに上げることが大切なのか
- 血糖値を上げやすい食品・上げにくい食品
- 食後に血糖値を下げる黄金タイムの過ごし方
をわかりやすく解説します。
読んだその日からすぐに実践できる工夫で、無理なく続けられるダイエットの味方になれるはずです💎
血糖値のメカニズムをかんたん解説
食べ物を口にすると、私たちの体の中では次のような流れが起きます。
- 糖質が分解されてブドウ糖に
ごはんやパンなどの炭水化物は、消化の過程でブドウ糖に分解され、血液に入ります。 - 血糖値が上がる
ブドウ糖が血液中に増えると「血糖値が上がる」状態に。
ここでエネルギーとして使われればOKですが…余ると問題に。 - インスリンが働く
血糖値を下げるために、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンはブドウ糖を細胞に運んで、エネルギーに変えてくれる大切な役割を持っています。 - 余った糖は脂肪に変換される
でもインスリンが多すぎると、使いきれなかった糖は「脂肪」として蓄えられてしまいます。
ポイント
- 血糖値が急激に上がる → インスリンが大量分泌 → 脂肪蓄積
- 血糖値がゆるやかに上がる → インスリンが適度に分泌 → 糖はエネルギーとして活用されやすい
つまり、血糖値の「上げ方」次第で、同じ食事でも太るか、エネルギーとして燃えるか が変わってくるんです。
血糖値を急激に上げると良くない理由

食事をすると、糖質がブドウ糖に分解されて血液中に流れ込みます。これが「血糖値が上がる」という状態。
通常はエネルギーとして体内で使われるのですが、血糖値が急激に上がるとインスリンがドッと分泌され、余った糖を脂肪に変えてしまうのです。
さらに怖いのはその後。
急激に上がった血糖値は、今度は急降下します。すると――
- 強い眠気やだるさ
- イライラや集中力の低下
- 「さっき食べたばかりなのに、もうお腹がすいた!」という強烈な空腹感
こうした症状が出やすくなります。
つまり、血糖値を急激に上げる食べ方をすると、「太りやすい+疲れやすい+食べすぎやすい」
というトリプルパンチで、ダイエットにも健康にも大きなマイナス。
逆に言えば、血糖値をコントロールできれば「太らない体」と「安定した心と体」が手に入るんです✨
血糖値をゆるやかに上げるメリット4つ

血糖値をゆるやかに上げる食べ方は、ダイエットや健康の“最強の味方”です。
その理由は大きく4つあります。
1. 脂肪がつきにくい
血糖値がゆっくり上がると、インスリンの分泌も適度。
糖がエネルギーとしてしっかり使われるので、余分な脂肪になりにくいのです。
2. 満腹感が長続きする
血糖値の乱高下がないので、急な空腹感に襲われにくくなります。
「間食が減って自然に食べる量が調整できる」から、ストレスのないダイエットが可能に✨
3. 集中力・気分が安定する
血糖値が安定すると、脳にエネルギーが安定供給されるため、「眠気」「だるさ」「イライラ」も起こりにくくなります。
勉強や仕事のパフォーマンスもアップします!
4. 美容や健康にもメリット大
血糖値の急上昇は、体内で「糖化」を引き起こし、血管やお肌を老化させる原因に。
ゆるやかに上げることで、アンチエイジング効果や美肌効果も期待できます。
👉 つまり、「血糖値をゆるやかに上げること」は、痩せやすい体・安定した心・キレイな見た目 を全部叶える、魔法の習慣なんです✨
血糖値を上げやすいもの&上げにくいもの
血糖値の上がりやすさは、GI値(グリセミック・インデックス) という指標で表されます。
GI値が高いほど血糖値を急上昇させ、低いほどゆるやかに上がるので、ダイエットと健康には積極的に低GI食品を選ぶことが大切です。。
血糖値を上げやすいもの(GI値が高い食品)

- 白米・パン・うどん・ラーメン
- ジュース・砂糖入りのお菓子・ケーキ
- じゃがいも・もち
👉 手軽で美味しいけれど、急激に血糖値を上げやすいので要注意!
血糖値を上げにくいもの(GI値が低い食品)

- 玄米・雑穀ごはん
- 十割そば・全粒粉パン
- 野菜(特に葉野菜)・きのこ・海藻
- 大豆製品(納豆・豆腐・枝豆など)
- ナッツ類
👉 栄養価が高く、噛み応えもあり満腹感も長持ちする優秀食材!
ちょっとした工夫が、長い目で見るとぐんぐんボディラインに差がつく選び方!
- 同じ炭水化物でも「白米」より「玄米」、 「うどん」より「そば」を選ぶ
- 野菜やたんぱく質を先に食べて、炭水化物を後にする(ベジファースト)
- お菓子を食べたい時は「ナッツやヨーグルト+フルーツ」で代替
👉 食材の選び方ひとつで、「血糖値が脂肪になるのか」「エネルギーになるのか」が変わります✨
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食後に血糖値を効率よく下げる黄金タイムを味方に!
食後血糖値が上がり切ったタイミングで体を動かすことで、効率的に血糖値を下げることができます。
食後30分~1時間がベスト!
食後すぐはまだ消化が始まったばかりで、血糖値はまだ上がり切っていません。
このタイミングは無理に動かず、食後から30分ほどゆったり過ごしましょう。
ただし、横になってごろ寝すると逆流性食道炎や胃もたれの原因になることがあるので要注意。ゆったり座って過ごすのがおすすめです。
食後30分から1時間後は血糖値がピークに近づくタイミング。
このタイミングで軽く動くことで、ブドウ糖が効率よくエネルギーとして使われ、脂肪になりにくくなるのです。
おすすめの行動例

- 食後30分後に10分ほどの散歩
- 家の中で軽い片付けや掃除
- デスクワークの人は立ってストレッチ
「頑張って運動する!」ではなく、体をちょっと動かすことがポイントです。
まとめ
血糖値は、私たちの「太りやすさ」「痩せやすさ」、そして「心と体の安定」に大きく関わっています。
血糖値を急激に上げてしまうと、脂肪がつきやすくなるだけでなく、眠気やだるさ、食べすぎを招いてしまいます。
逆に、血糖値をゆるやかに上げることで、脂肪がつきにくくなり、空腹感やイライラなどの不快感も防げるのです。
また、食材の選び方や食べる順番を少し工夫するだけでも血糖値コントロールは可能ですし、
食後30分〜1時間に軽く体を動かすことは「糖をエネルギーに変える黄金タイム」となり、脂肪をため込みにくい体づくりにつながります。
👉 このようなちょっとした知識と工夫で、血糖値を味方につければ、無理な食事制限をしなくても「太らない体」を作ることができるのです✨
血糖値の仕組みを知り、急激な空腹やだるさを防ぎながら、おいしく食べて無理なくダイエットし健康で美しい体作りを楽しむ。
そんな日々を送っていただけたら嬉しいです💎
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